僕は先日、初めて船橋地方卸売市場に行き、「市場飯」を体験してまいりました。
市場の中のまるで昭和にタイムスリップしたかのような感じの食堂「花のや」で、「市場飯」を体験してまいりました。コスパ、味、量、どれも最高な「市場の朝ごはん」を堪能してきました。
この記事では、船橋市場での食堂の利用方法、アクセス、雰囲気、実際に市場飯を食べた感想など、詳しい情報を書いていきます。
船橋市場ってどんな場所？
まずは、船橋市場というのはどんなところなのか？
船橋市地方卸売市場は、船橋市が開設している地方卸売市場。水産物と成果物を取り扱っています。市内に点在していた成果物と水産物を一か所に集結させ1964年に完成しました。
敷地面積は121544㎡、卸売場の面積は14526㎡と広大さを誇ります。
船橋市場にある食堂って一般客も入っていいの？
そもそも、市場ってとにかく忙しいよね。トラックやターレ（市場内を走る電動リアカーみないな車）がせわしなく行き来している。市場内はとにかくガチャガチャしていている。一般客が来たらトラックに巻き込まれて事故が起きてしまう。
自分は市場に対してこんなイメージを持っていました
船橋市場にある食堂って一般客も入っていいの？
警備員からのチェックはあるの？
自由にはいっていいの？
実は、そんなことはなくて誰で自由に入ることができるんですよ！
船橋市場・食堂への行き方
船橋地方卸売市場の正面に来ました。画像をご覧いただければお分かりの通り門の幅が大変広くなっています。門の入り口には警備員らしき人はいません。自由に中に入ることができました。
門を通って中に入ってみると右手のほうに「市場棟」があり、鮮魚、青果の競りが行われています。こちらの方には一般の方は利用できません。
僕は今回初めて船橋市場に来たので食堂のある場所が分かりません。そこで正門入ってすぐのところに「船橋市地方卸売市場施設配置図」があったので場所を確認しました。
配置図を見ると、どうやら食堂は「関連事業者店舗棟」（開放棟）という建物の中にあることが分かりました。
関連棟
正門を入ってすぐのところにある「管理棟」という建物を過ぎると、右手に「関連事業者店舗棟（開連棟）」があります。この開連棟は市場関係者だけでなく一般の方も自由に入ることができます。
開連棟の建物の中に入りました。開放棟ではお茶、調味料、日用品、生活雑貨、一般食料品を扱う問屋さんが軒を連ねています
関連等の通路を進んでいくとしばらくは問屋さんが並んでいますが、さらに進んでいくと食堂が立ち並ぶエリアがあります。
花のや食堂の魅力
生まれて初めて味わう正真正銘の「ザ・市場飯」にワクワクドキドキしながらあるお店に入りました。「花のや」というお店です。
店内の壁に貼ってあるメニュー表を見て「このお店は定食メニューが充実しているな」と感じ思わず「豚肉の生姜焼き定食」を注文しました。
海鮮メニューがすごい
出来上がりを待っている間、再度メニュー表をみたら「おすすめメニュー」ということで特上海鮮丼、寿司屋の海鮮丼、お刺身定食など海鮮メニューがすごい！
うまそ～
出来上がりを待っている間、店内に張り出されているメニュー表を見て「ＴＨＥ・市場飯」というべき海鮮丼を頼めばよかったと少し後悔しました。
定食もおいしそう
そうこうしているうちに注文した「豚肉生姜焼き定食」が運ばれてきました。食して思わず心の中で拍手しました。生姜の味がしっかり効いたパンチのある味。ボリューム・量・旨さとも大満足！
さすが船橋 市場飯！
食べている間、お店の中をよく見ましたが、本当に庶民的でいい雰囲気です。
船橋市場の食堂でがっつり大盛の海鮮丼を味わいたい方は以下の記事をご覧ください。
花のやの店主
このお店のホームページをのぞいてみると、ご主人は寿司職人を目指していて、調理師専門学校を卒業後、実際のすし店で修業を重ねています。
また、寿司だけではなくホテルの調理担当者として和食、寿司、洋食など幅広い料理を習得しています。
だから料理人としての腕はたしかなんですね。
船橋市場の食堂を利用する時のコツ
- 食堂には早朝に行くのがベスト
- 市場休みの日に注意
市場のスタートは本当に早い。食堂に、は朝早く行くのをお勧めします。人気のある店は行列ができる店もあり、できれば8時くらいには着いておきたいところです。
今回伺った「花のや」さんの他にもおすすめの食堂はあります。
お食事処 福田屋はマグロ中落丼、もつ煮定食が定評のあるお店ですが朝5時から営業していますし、豪快な海鮮丼で地元の人に愛されている三代目田久保食堂はなんと朝4時から営業しています。
僕が市場に着いたのは朝の9時頃だったので、だいたいのお店はピークを過ぎていて、中には営業を終えて閉まっていたお店もありました。
あと、日曜日、祝日、市場休場日は市場が休みになりますので当然食堂も休みになります。変則的な営業日もありますので市場カレンダーをよくご確認ください。
市場カレンダーはこちらです↓
https://funabashi-ichiba.jp/wp-content/uploads/2023/09/9ed8742f8f9e74d1f706a5592d2e437e.pdf
船橋市場のアクセス
電車・バスでのアクセス
JR総武線・船橋駅、京成電鉄「京成船橋駅」から徒歩で15分。
船橋駅北口からバスを利用する場合は、京成バス千葉セントラルの3番乗り場から北習志野・飯山満駅行きに乗車して「市場3丁目」で下車してください。そこから歩いて5分ほどで正門に着きます。
車でのアクセス・駐車
- 関連棟前には一般客用の駐車場が整備されています。
- 入口ゲートでチェックされることはなく、自由に入場可能です。
- 市場関係者用の荷捌きエリアには進入できませんが、食堂利用者は指定駐車場に停めればOK。
- 駐車料金 船橋市場の駐車場は 30分まで無料、以降は有料（1時間100円〜200円程度）です。
船橋 市場飯 まとめ
「市場飯」というイメージ通り、コスパ良し。ボリュームもあっておいしい。食堂の庶民的な雰囲気も最高。今回は生姜焼き定食でしたが、次回はぜひ海鮮丼にチャレンジしてみたいと思います。
皆さんもぜひ、「船橋市場飯」を味わって欲しいです。
船橋市場でおいしい朝食を召し上がってそのあと船橋駅周辺をぶらぶら散歩してみるのも良いかもしれませんよ。
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