船橋駅北口を象徴する代表的商業施設「イトーヨーカドー船橋店」を訪問しました。とにかく食品売り場が充実していてとにかく安い!!
食品売り場はどのような品揃えか、価格はどうなのか調査してまいりました。
結論としてイトーヨーカドー船橋店の食料品売り場は品ぞろえ、価格の点で他店を凌駕していました。
イトーヨーカドー船橋店とは
イトーヨーカド―は総合スーパー(GMS)の代表的な企業として関東地方に展開しています。
1981年、船橋駅周辺の再開発の一環として船橋駅周辺の再開発の一環として船橋駅北口に建設された「船橋ツインビル」のテナントとして出店しました。
それ以来、船橋を代表する商業施設として地元に定着しています。
食料品コーナーの驚きの品ぞろえと安さ
では実際にお店の様子はどうなのでしょうか?
食料品売り場の商品は充実しているか?品揃えはどうなのか?価格はどうなのか。実際に売り場を歩いて写真をたくさん撮ってきましたので皆様にご紹介いたします。
さっそくお店の玄関の前にやってきました。
画像を見てお分かりだと思いますが、このお店を利用するお客さんの自転車で埋め尽くされています。
この映像をみてもイトーヨーカドー船橋店がいかに地元の人に愛されているのが分かります。
イトーヨーカドー船橋店は東館、西館に分かれていて、1階は両館とも以前はたしか衣料品売り場だったように気がしますが、西館はご覧のようにフードコートになっています。
地下1階にある食料品売り場に着きました。
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店内はとても広くてゆったりしています。本当に買い物をしやすい環境です。
お総菜コーナー
まずはお総菜コーナーに来ました。
マグロ、光物のお魚、いくらの軍艦巻などがぎっしり入った16~18巻入りの「魚河岸握り」が1980円となっています。10カンでは999円です。実にお買い得です。
こちらのお弁当もごはんとおかずがぎっしりで、ほっけの焼き魚がドーンとのってボリューム感もありますね。これでなんとお値段は599円です。
ガーリックライスも大盛たっぷり!これで980円とはとてもお買い得です!
イトーヨーカドーのお弁当はどれもぎっしりたっぷり! お買い得!!

鮮魚コーナー
続いて鮮魚コーナーにまいりました。おいしそうなお魚やお刺身が冷蔵ケースにぎっしりと並んでいます。
アオダイやアジのお造り。中身はびっしり。特にいさきのお造りがこれだけ中身がぎっしりあって1580円とは超お買い得!
ブリの切り身が3切れ399円。ぶりの刺身(切り身が大きい)が398円。船橋市内のほかのスーパーだとブリの切り身3切れで598円とかしますからね。このお店は本当に安いです!
新鮮な本マグロの刺身が798円で販売されています。
上の画像を見てください。マグロ、ブリ、サーモン、甘えび、アジの刺身が28~30切れ程ぎっしり詰まっています。このお刺身盛り合わせがなんと1380円です!
他のスーパーならこれくらいの量のお刺身盛り合わせは2000円くらいはしますよね。
精肉コーナー
続いて精肉コーナーを見てみます。
国産牛肉・バラ切り落としが冷蔵ケースに並んでいます。商品のパッケージを観ますと100gあたり428円。
鶏肉は「国産若鶏モモ肉」が100gあたり 118円。「国産若鶏むね肉」が100gあたり98円です。かなり安いですね!
日配品コーナー
続いて日配品コーナーを見てみます
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僕が日配品コーナーの売り場を見てみて目を引いたのは上の2つの商品です。おなじみの明治ブルガリアヨーグルト140gが1パックでなんと148円!この商品の低下は265円です。なんという安さ!
お豆腐に関しても3個パックで100円です!
お総菜もお肉もお魚もみんな安くてお買い得!
さすがイトーヨーカドー!
イトーヨーカドー船橋店の品揃えの充実と価格の安さの秘密に迫る
僕が撮ってきた売り場の画像を見てもお分かりのように、なぜイトーヨーカドー船橋店の食料品売り場の商品がこれほど品ぞろえが充実して商品の価格が安いのでしょうか?
総合スーパーとは?
イトーヨーカドーは「総合スーパー」と位置付けられています。総合スーパーは食料品のみならず日常生活で必要なすべてのものを総合的に取り扱う大規模な小売り形態です。
衣料品、家電、家具など「必要なものがなんでもそろう」
ちなみに日本全国にある総合スーパーに分類される主なブランドは以下の通りです。
- イオン
- ライフ
- イトーヨーカドー
- 西友
- アピタ
- 平和堂
- イズミヤ
- ダイエー
ところで僕のイトーヨーカドーのイメージは、一つのビルすべてがイトーヨーカド。地下に食料品売り場があって1階は化粧品や日用品売り場。2階は婦人用衣料品。3階は紳士用衣料品。
4階は靴・鞄売り場。電器器具売り場。5階は本屋、CD・レコードコーナー。6階はレストラン街。
従来、イトーヨーカドーはどの店もこんな感じでしたが、最近はどうも違ってきているようです。
イトーヨーカドー売り上げ不振の原因
イトーヨーカドーは最盛期には182店舗を運営していましたが、売り上げ不振が続き、2026年2月までに93店舗まで削減される予定です。愛好者してとても寂しい限りです。
イトーヨーカドーの売り上げ収益は1999年2月期に1兆1761億円をピークに減少が続き2025年2月期は1兆1791億円です。最新の損益は2025年2月で259億円の赤字です。赤字4年連続だそうです。
これほどまでに売上が落ちた理由として以下の理由があげられます
- イオンモールなどの大型ショッピングセンターに客を奪われる
- 安価なアパレルショップ、アパレル専門チェーンの台頭
- オンラインショッピングの普及
- コンビニエンスストアの台頭
- 家電量販店の台頭
食料品事業の売り上げの落ち込みはそれほどではないが、衣料品の落ち込みがひどく、2010年度は2500億円だったのが、2018年には1500億円になり、2013年3月に自社直営アパレルからの撤退を余儀なくされました。
なんでも揃う総合スーパーから食品スーパーへ特化
イトーヨーカドー社全体の売り上げ不振打破のため、大規模な方針転換を図りました。イトーヨーカドーは食品スーパー事業に特化するということです。
持ち株会社「ヨーク・ホールディングス」は食料品以外の専門店事業を「クリエイトキング」に全面移管し、食料スーパー事業に特化し強化していくことを発表しました。
食料スーパー事業の強化内容
- 自社工場「ピースデリ」での総菜の製造
- プライベートブランド「セブン・ザ・プライス」
- 鮮魚売場で「豊洲市場直送」のお魚を売り場に 仲卸を通さずに割安価格を実現
総菜コーナーでは、「ピースデリ」という工場で商品の下準備がされている状態でお店に納品されているので店内の作業場で盛り付けやあげるだけで売り場に提供できる体制を整えているのですね。
どうりであんなにお総菜コナーのお弁当が中身がすごくてお買い得なんですね。

まとめ
最近になって久しぶりにイトーヨーカドー船橋店を訪ねてみましたが、1階フロアの半分がフードコートになっているなど明らかに衣料品コーナーの売り場面積が減っていること。そしてなにより地下食料品売り場の商品がものすごく充実していてしかもお買い得な事。
イトーヨーカドーの食品売り場強化策がまさに活かされいる証拠です。
食品スーパーはまさにライフラインです。
最近は円安による輸入品の高騰、原材料費や人件費の上昇によって給与が上がらないのに物価が上がる「コストプッシュインフレ」に見舞われています。生活するのにお金がかかるなーと皆さん思っています。
毎日使う食品スーパー。これだけ安くて充実していたら何よりありがたい!
イトーヨーカドー津田沼店は閉店しちゃったけど船橋店はまだまだ元気だ

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